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2005年05月02日
ポッドキャストに自動で広告を挿入するCastfire社のサービス
アメリカのCastfire社は、ポッドキャストに音声広告を配信したい広告主と、ポッドキャストで報酬を得たい個人とをマッチングするサービスを開始した。
個人のポッドキャスターはCastfire社に登録した後、RSS内でMP3ファイルがあることを示す「enclosure」タグのURL部分をCastfire社のサーバーを経由するかたちに書き換えることで、自動的にポッドキャストのファイルの最初と最後に音声広告が入るようになる。ポッドキャストのダウンロード数におうじて、Castfire社から報酬がpaypal、または小切手で支払われる。
広告主はCastfire社が契約している個人のポッドキャスティングの中から、ある特定のセグメントやキーワードによって音声広告を配信する対象を選ぶことができる。広告料金はダウンロード数に応じた支払いになっており、予算額を超えないように日/週/月で広告支払い料金の上限を設定することが可能。
また、広告が入ったポッドキャストがどれだけダウンロードされたか、どんなプレーヤー/RSSリーダーでダウンロードされたかなどの統計情報を、WEB上で確認できるツールもCastfire社から提供される。
Castfire社はポッドキャスティングだけでなく、動画であるビデオキャスティング(Videocasting)に対しても同じような仕組みでの広告配信を検討しているとのこと。
ブログではアフィリエイトやGoogleアドセンスなど収入を得る手段がいくつかあって、それがブログを更新するモチベーションのひとつになっています。ポッドキャスティングにはそうした収入を得る手段がほとんどないのが現状。Castfire社のサービスがうまくいけば、ポッドキャスティングを始めようとする個人が増える起爆剤になる可能性がある。
広告主としても、効果が未知数で費用対効果がいまいちはっきりしないラジオ広告に出稿するよりも、どれだけ聞かれたかがはっきりと把握できるポッドキャスティングへの広告配信に魅力を感じる可能性はあると思う。
個人も企業もWin-Winになれる可能性があるCastfire社の広告配信サービス、成功するかどうか注目したいと思います。
毎日コミュニケーションズ (2006/01/12)

投稿者 jj : 2005年05月02日 13:50
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トラックバック時刻: 2005年05月03日 10:57
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トラックバック時刻: 2005年07月23日 12:14
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トラックバック時刻: 2006年08月26日 02:22
コメント
jjさんこんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。
>自動的にポッドキャストのファイルの最初と最後に音声広告が入るようになる
というのは具体的にどんなイメージで聞こえるんですか?
「ここから先は広告です」とかそんな前置きがあるんですかね?
あともうひとつ質問です。
アメリカは自動車文化なのでPodcastingに対するニーズはあるのかもしれません。ただ日本の場合、ラジオはもう廃れていますし、Podcastingに置き換わっても厳しいんじゃないのかなあと考えたりもします。個人の情報発信表現が豊かになるのかもしれませんが、楽曲の権利関係の問題もありますし、なかなか難しいですよね。また音声って、コンテンツとして編集するのもテキスト以上にハードル高いな?と感じました。
長々と書きましたが、Podcastingは日本では普及しないとおもうんですよね(失礼を言ってしまってすいません)。それゆえ、広告としてお金をとることは困難ではないかと。
個人的にはどちらかというと、携帯で動画の撮影ができるので、Videocastingのほうが日本では、はやりそうに感じています。
jjさんはそのあたりどうおもわれますか?
p.sプライベートで使っているメールアドレス忘れてしまったので、適当うっています。すいません。
投稿者 hana : 2005年05月03日 00:51
hanaさん、こんにちは。
>というのは具体的にどんなイメージで聞こえるんですか?
>「ここから先は広告です」とかそんな前置きがあるんですかね?
聞いた感じでは特に「広告」という前置きはなくて、普通のラジオのCMのような感じでした。
>アメリカは自動車文化なのでPodcastingに対するニーズはあるのかもしれません。ただ日本の場合、ラジオはもう廃れていますし、Podcastingに置き換わっても厳しいんじゃないのかなあと考えたりもします。
私も日本で流行るかどうかは、まだ確信は持っていないというのが本当のところです。
ただ可能性的にはじゅうぶんあると思っています。
ポッドキャスティングは、個人ユーザーの新しい自己表現という側面と、ラジオ局の技術革新という側面があると思っています。
まず後者のほうからですが、日本のラジオは確かに聞く人の数は減ってきていますが、それは面白いコンテンツがないからではなく、ユーザーにそれを届けるまでの流通の問題だと思っています。
いまだにラジオを聴く方法はチューナーがついたコンポやCDラジカセか、自動車のカーラジオがメインです。コンポやCDラジカセは音楽再生機能のあるパソコンにとって代わられて世帯普及率は減少傾向にありますし、忙しくて家にいる時間が少ない現代の若者にはラジオを聴く手段としていいものがそもそもありません(auの携帯ではチューナーがついたものが出ていますが)。
また、ラジオはリアルタイムに聞くことが前提になっていて、テレビみたいに気軽に録音して好きなときに楽しむという機能が端末側で軽視されています。
これらがラジオが聞かれなくなる背景としてあると思っていますが、ネットでの配信やポッドキャスティングに対応することでそれらのマイナス要因を少なくし、パソコンを使ってる間や外出時の隙間時間にラジオのコンテンツを聞いてもらえる習慣を新しくつくれる可能性があると思っています。
あと個人の間で流行るかということについては、おっしゃるとおりテキストよりハードルが高いので、ブログほどには流行らないと思っています。
しかし、そもそも書くことより話すことが得意なひとたちや、ブログで文章を書いていてたまには声を聞かせたいといったひとたちの間でポッドキャスティングを使うひとが出てくるのではと思っています。
なんだか答えになっていないかもしれませんが、こんなことを個人的には考えています。
投稿者 JJ : 2005年05月03日 03:11
どうもありがとうございます。
個人的にはラジオはたまに聴くんですけど、プロ野球放送くらいですね。それもごくたまに。それ以外は受験生時代の息抜きにオールナイト日本とかを聴いていたのを思い起こします。
たぶん私は流通の問題が解決しても今のラジオの延長線上であったら聴かないなぁとおもいます。
娯楽としてであれば、テレビやゲーム、CD・DVD、読書などいろいろありますしね。
ラジオを聴く必要性がないんですよね。
ラジオを聴くシチュエーションって、電車に乗っている時間やベッドに入って寝る前のひと時、車に乗っている時のBGM代わりとして、などそんな感じでしょうか。
仮に流通の問題が解決してライフスタイルの別の側面に入り込んできたとしても、現在のコンテンツレベルでは厳しいでしょう。
ラジオの場合、五感でいうと聴覚のみに訴えかけるもので、一人でこっそり聞くものですから、感動をほかの人と共有することが難しいですね(そういう意味でもほかのメディアにくらべてコンテンツ作成が非常に難しい分野なのでしょう)。
逆にそういう特質をもっているからこそ、人の想像力を働かせやすいんだとおもいます。ただ、いまのラジオは無駄なおしゃべりや、ただの音楽の垂れ流しが多く、そこから想像力を働かすことができるなんて皆無ですけど。
Podcastingによって個人の中からそういうコンテンツ作りの才能をもったヒトが輩出され、結果的にラジオが復活の兆しが出てくることはあるかもしれませんね。
ユーザーが集まって、媒体として強くなれば、そこに企業からのお金が落ちてくるわけで、ビジネス的にも良い方向に進みます。
出始めのPodcastingはどちらかというとプロダクトアウト的に感じられてしまうのは仕方ないのかもしれません。得てしてそういうものなので。
ただ近い将来「如何にユーザーを集めて、ビジネスにしていくのか?」を冷静になって考えなければならない部分が出てくるでしょう。
そんな部分もこのBlogで議論できたらいいですね。
投稿者 hana : 2005年05月04日 01:45
hanaさん
>ラジオを聴くシチュエーションって、電車に乗っている時間やベッドに入って寝る前のひと時、車に乗っている時のBGM代わりとして、などそんな感じでしょうか。
集中してラジオだけを聞くというシチュエーションは、語学講座などを除いてはあまりないように思います。
おっしゃられるとおり、通勤時間や寝る前、車に乗っているとき、そしてインターネットをしているときなど、隙間時間にいかに入り込めるかがラジオにとっての課題だと思います。
>ラジオの場合、五感でいうと聴覚のみに訴えかけるもので、一人でこっそり聞くものですから、感動をほかの人と共有することが難しいですね
電波の関係で放送エリアが限られている影響もあって、ラジオでマスにリーチできる番組というのはないですよね。
ラジオのイメージは、ニッチな層を抱える番組の集合体という感じがします。
>Podcastingによって個人の中からそういうコンテンツ作りの才能をもったヒトが輩出され、結果的にラジオが復活の兆しが出てくることはあるかもしれませんね。
同感です。ブログが文才のあるひとを発見する装置の役割を果たしたように、ポッドキャスティングがラジオ的なコンテンツを作る才能を見つける媒体になれば面白いですよね。
>出始めのPodcastingはどちらかというとプロダクトアウト的に感じられてしまうのは仕方ないのかもしれません。得てしてそういうものなので。
ただ近い将来「如何にユーザーを集めて、ビジネスにしていくのか?」を冷静になって考えなければならない部分が出てくるでしょう。
そんな部分もこのBlogで議論できたらいいですね。
ブログが個人から広がっていったのに対し、ポッドキャスティングは初期から企業の参入が相次ぐため、hanaさんがおっしゃるようにプロダクトアウト的に感じますよね。
ぜひこのブログでこういった議論をできればと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 JJ : 2005年05月04日 10:03
jjさんこんにちは。私の与太話につきあってくれてどうもです。
jjさんはPodcastingを絡めたビジネスってどういうものが考えられるとおもいますか?
べんりかなぁとおもうのは、ニュースサイトがPodcasting対応していて、自分の設定したクリッピングをRSSでフィードしてくれて、それを聴くとかべんりかなぁと。読むのめんどうくさいので(笑)。好きな声とかも選択できるとなおさらうれしいなぁ。
あとは楽曲を販売するサイトで、新曲のサンプルデータを最新情報としてRSSフィードしてくれて、それを聴くとか。電車の中で何気なくきいて、気に入ったものをチョイスして、よければ購入すればいいのかなぁとおもったりもしました。
そうそう、書籍なんてのも面白いですね。大体書店で購入するときって目次とかあらすじとか出だしの数ページを読んで買ったりするのですが、ネットだと情報が少し足りなくてちょっと不便に感じてて。
どっかの会社が、書籍の最初の数ページとかを音声データとして準備しておいてくれれば、書籍サイトがPodcasting対応してくれるだけで結構便利になるのになぁ。
ラジオとはあんまり関係なかったですが、「読むのがめんどくさい・できない⇒だったら音で聴けば良い」という視点で探せば、いろいろと活用の範囲はあるのかもしれませんね。
以上、私のコネタ集でした。
投稿者 hana : 2005年05月05日 00:55


